世界のマスタッド！古くから大物釣りやカジキのトローリング何かをやられている方はピンと来たはず。私もカジキを追いかけていた時代はマスタッドのツナフックやベイキングと言った針にお世話になりました。暫く日本の釣りではマスタッドの鈎の名前は忘れ去られていましたが今回ノルウェーのマスタッドが日本の泳がせ釣り師に満を持して送る鈎がこのフッドラムになります。サンプルを初めて見た時に、まず目が止まったのはフックポイント鈎先です。日本の釣り師は先がツンツンに尖った鈎を好みますし、良いという事になっていると思います。。が。。。これははっきり言います。間違いです！ツンツンに尖らせた鈎はナマクラになるのも速いからです。海底の岩へのタッチ。大型魚のミスバイトで直ぐにツンツンの鈎先は曲がったり、折れたりナマクラになるのです。ですから程よく刺されば良いのです。しかし程よく刺さる鈎は使い手から考えれば不安になります。しかし鋭い刺さりと長く刺さり続けるという事は残念ながら両立しません。しかしです。１つだけ方法があります。鋭く研いでおいて先端部分の少しだけ角度を緩めて研ぎます。包丁で言いますとトップクラスの料理人。特に刃物の研ぎに拘った一部の拘りが強い料理人はこう研ぎます。鋭い切れ味と長切れすると言うこの相反することを両立する唯一の方法！鈎の張先の部分にあたる包丁の刃先のマイクロ部分。これが包丁の世界では糸刃もしくはマイクロベベルと呼ばれる刃の付け方です。マスタッドの最新の鈎を手にした時。私はこの鈎先を見て流石、世界のマスタッドと思ったのです。この鈎の形状は、銭洲を初め伊豆七島、沖縄方面のカンパチ釣りに最も好まれる形です。是非使って頂きたいと思います。５/０、６/０は活餌のサイズが小さい夏場のチビムロの時期に３０号前後のハリスで！！７/０、８/０は中ムロエサでハリス４０号前後にお奨め。９/０、１０/０はハリス５０号以上の大カンパチ狙いやサバエサの黒マグロのフカセ釣りにもお奨めです。